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6 漏えい線量
照射野は、鏡に反射させた照射ランプの光と、実際にX 線が照射される部分が合致するように調整されていなければなりません。
X 線可動絞りによって、照射野以外へのX 線を大幅に減少させています。経年変化やX 線可動絞りへの強い外力等により、内部の遮へい物が剥がれたり、ずれたりして有効な遮へい効果が得られない場合があります。光照射野とX 線照射が合っているかなど定期的な確認が必要です。
なお、照射野の調整は比較的簡便に行うことが可能です。
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管理区域外への漏えいは、X 線装置に被写体に見立てた散乱体を設置し管理区域外から校正された測定器を用いて測定します。この測定は半年に一度行うように法令で定められています。X 線透視装置では装置の可動を考慮して立位、臥位の利用線錘で測定します。 |
図9 漏えい線量の測定 |
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