放射線防護技術編
参考資料
4. X線診療施設の管理の基本 参考ムービーはこちら

9 透視照射線量

 X 線透視は多くの被ばくを伴うので、日頃から透視時間を短くする努力が必要です。また、使用している透視装置の出力を測定することは、経年変化による透視線量の増大を把握でき、調整 の時期やI.I 管等の交換時期を判断する上で重要な情報となります。特に、I.I 管の劣化は術者の被ばくも含め総合的にX 線出力を上げることになり、被ばく線量が多くなるので、定期的な確認が必要です。
        
図17 スキンドーズモニター
*: この機械は体表面に貼ることで表面線量が測定できるスキンドーズモニターです。長時間の透視を必要とするIVR 等で用いられます。

図17 スキンドーズモニター

        
図18 スキンドーズモニター(拡大)
*: スキンドーズモニターの計測部と表示部の拡大写真。

図18 スキンドーズモニター(拡大)

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